助動詞 have を過去形 had にすることにより、完了相の時制を表現することが可能である。
* 現在完了の例: She has gone to India.「彼女はインドへ行ってしまった。」
* 過去完了の例: He said that she had gone to India.「彼は、彼女がインドに行ってしまったのだと言った。」
過去完了を用いることにより、間接話法中において、時制の差異を表現することができる。これを「大過去」ともいう。
現在完了と過去時制との違いは、後者が過去における事実を叙述するに過ぎないのに対し、前者は過去の行為が現在に及ぼす影響を含んでいること。したがって現在完了は経験や継続を表すのに使われる。
* 現在完了の例: She has gone to India.「彼女はインドへ行ってしまった(そのまま戻っていない)。」
* 過去の例: She went to India.「彼女はインドに行った(もう戻っているかもしれないし、戻っていないかもしれない)。」
* 現在完了の例: She has lived in India.「彼女はインドに住んだ経験がある」または「彼女はインドに(現在に至るまで)住み続けている。」
* 過去の例: She lived in India.「彼女は(過去のある時点で)インドに住んでいた(現在どこに住んでいるかは叙述していない)。」
古くは、自動詞の完了相は「助動詞"be"+過去分詞形動詞」によって表されていた。現在でも少数の自動詞は慣用的にこの形をとる。「少数」とはいえ、慣用により頻出である。
* 例 He is gone. 「彼は行ってしまった。」
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